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今日の株式市場のバブルの呼び名の語源となっているようだ。
南海会社がイギリス政府の国債を引き受けされたことが発端。 現代の言葉で言うところの政治と企業の癒着によって起こった バブル。 会社が独占権と引き換えに国債を買わされた。 そこで会社が株券を売って国債の購入にあてようとした。 頭を働かせて株価を上げて国債の購入以上の利益を上げた。 株はあらかじめ政治家に配られた。(いわばストックオプション のようなものと賄賂である。) 今の経済と同じように南海会社の先行きが良い。 だから買う人が多くなる。 株価が上がる。 短期間に高騰する。 高騰したときにあらかじめ配っておいた政治家たちがそれを売る。 利益をえる。 どんどん売る。 一気に株価下落。 バブルがはじけてしまった。 そのころの英語の用語法では「バブル」は「詐欺を働く」という 意味でも用いられたようだ。 のちにガリバー旅行記を著すスウィフトは「バブル」(1720年)と 題する詩でこう詠んだ。 あらゆる費用と手間を計算して 遅すぎたが国全体が気づくだろう 重役たちへの約束は風にすぎず 南海は一つの巨大な泡にすぎなかったことに この事件以降、株価の急騰から急落への喧騒がバブルと 呼ばれるようになる。 バブル 1:株価の急騰から急落への喧騒のこと。 2:利権が絡むと加速する。 3:赤字会社であることが多い(財務諸表が読めればわかるはず。) PR |